|
|
 |
 |

昨今、大都市周辺において、地価高騰による土地の高度利用や社会基盤整備事業の一環として下水道・上水道敷設、地下鉄等の地下構造物建設工事が増加しています。かつて建設された地下構造物も近年の需要増加、都市部の人口移動により、再構築も計画、施工されようとしています。
■危険性について
これらの地下工事に伴い作業者が掘削した地下や、シ−ルド部分の作業に携わる機会が多くなるにつけ、地中ガスが工事の障害になる例が増えて参りました。地中ガスによる災害にはメタン等可燃性ガスによる爆発事故、酸素欠乏ガス噴出による酸欠事故、硫化水素や一酸化炭素等有毒ガスによるガス中毒事故等があります。
特に関東南部の低地地域においては地質、地層構造上メタンガス、酸素欠乏ガス噴出が時々観測されており、地下工事を安全に実施するためには、事前の地中ガス調査が必須となっています。
■地下水の採取について
地中ガス調査は、主として地下水面以下の深度における地中ガスの賦存状況を調査しますので、相応の特殊な専門調査技術を必要とします。地中ガス調査ではボ−リング孔口で採取する噴出ガス(遊離ガス)の他に、地下水を採取して分析する溶存ガス、不攪乱土壌を採取して分析するコアガスも合わせて調査する必要があります。
特に地下水は、極力地下にある状態のまま(地下水圧のまま)空気に触れないように採水する必要がありますので、特別な採取法(気液分離法、同圧採取法)を使用します。ベ−ラ−による採取ではこのような採水は出来ません。
気液分離法(地下水位保持、小口径水中ポンプ使用法)は、ボーリング孔より小口径揚水ポンプを調査深度まで挿入して極力地下水位を一定に保ちながら揚水し、揚水配管を直接気液分離装置に接続し、大気圧下に開放されて分離するガスと地下水を別々に採取する方法です。
同圧採取法(地下水位保持、圧力保持式採水器使用法)は、特殊採水器を地下水圧に加圧しながら、調査深度まで降ろし、地下水を地下水圧のまま密閉状態で採水する方法です。
■地中ガスの分析について
地下水から溶存ガスを分離する方法にも特別の方法を用います。これらの技術が総合されて、初めて信頼性の高い地中ガス調査が可能となります。当社では東京都下水道局関連調査を始め、関西を含め、数々の調査経験があり、過去延べ数百件の調査実績を有します。この実績を踏まえて技術の蓄積を計っており、十分ご信頼頂ける経験と技術を有しております。
当社は現地簡易ガス測定からガス、地下水試料採取、室内分析の実施と分析結果の解析を行い、解析結果に基づく工事施工時のガス安全対策、施工方法等についてもコンサルタントとして御相談にのれます。
▲このページの先頭へ
|
 |