

● 当社のダイオキシン類簡易分析法が、環境省告示に採用されました。
● ダイオキシン類簡易分析法が、厚生労働省労働基準局で採用されました。
● ダイオキシン類に係る生物検定法マニュアルが改訂になりました。
● P450HRGSのサブライセンス提携機関を募集しております。
■環境省の受注資格審査に合格しました 環境省では、ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査についての受注資格審査を実施しており、ダイオキシン類に係る環境測定を的確に実施できると認めた機関であることを受注先の要件としています。
弊社の生物検定法(告示第1の2)については、排出ガス、焼却灰その他の燃え殻及びばいじんについて受注資格審査に合格いたしました。
環境省の報道発表資料
■厚生労働省労働基準局による採用について
平成17年11月15日に厚生労働省労働基準局より「廃棄物焼却施設におけるダイオキシン類の濃度及び含有率測定について」(基安化発第1115001号)が通達されました。この通達は先に出された環境省告示第92号(平成17年9月14日)の内容をふまえたものであり、「廃棄物焼却施設における付着物のダイオキシン類測定については簡易測定法を対策要綱第3の3の(3)の「国が行う制度管理指針等」に該当するものとして扱うものとする」とあります。これにより、廃棄物焼却施設の解体作業における付着物中のダイオキシン類測定に、告示第92号に示された測定技術を用いることができるようになりました。
弊社で取り扱っているダイオキシン類簡易分析法P450HRGSは告示第92号第1の2の方法であり、付着物中のダイオキシン類測定への適用が可能です。
安全衛生情報センター
■環境省による採用について
環境省では、ダイオキシン類の簡易測定法の係る技術的検討を行うため、「ダイオキシン類簡易測定法検討会」(座長:森田昌敏 国立環境研究所統括研究官)を平成15年5月に設置し、生物検定法による簡易測定技術を中心に検討を進めてきました。
平成16年5月28日付で公表された報告書では、書類選考、分析試験、中立機関(国立環境研究所)における実証試験などの結果がまとめられ、P450HRGSのように細胞を用いた測定技術の他、イムノアッセイ法や、低分解能GC/MS法についての検討結果が掲載されています。報告書の中でP450HRGSは「技術1」として分類されており、「概ね各評価項目を満足しており一定の技術的レベルにある」との評価を受けました。
その後、「ダイオキシン類簡易測定法技術評価検討会」において、検討が続けられ、平成17年9月14日に「ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第2条第1項第4号の規定に基づき環境大臣が定める方法(平成17年9月環境省告示第92号)」の告示が公布及び施行されました。この告示では、廃棄物焼却炉からの排出ガス、ばいじん及び燃え殻に含まれるダイオキシン類の測定の一部に用いることができる測定法として、当社の生物検定法P450HRGSが採用されています。
※P450HRGS:告示番号第1の2「前処理に、硫酸シリカゲルカラム及び活性炭カラムを使用し、測定に、ダイオキシン類応答性組換え細胞101L を用いたレポータージーンアッセイを利用してダイオキシン類の毒性等量を測定する方法」
環境省の報道発表資料
▲このページの先頭へ
■技術概要
P450 HRGS ( P450 Human Reporter Gene System)は、Columbia Analytical Services
(CAS)社が開発したヒト細胞を用いたダイオキシン類の簡易測定法で、アメリカにおいては環境保護庁による公定法EPA4425法として認定されています。日本環境鰍ヘ、CAS社とライセンス契約を結び、これまで1000検体以上の測定実績があります。
CAS社ウェッブサイト:http://www.caslab.com
▲このページの先頭へ
■原 理
ダイオキシン類の毒性の多くは細胞内のAhレセプターと呼ばれる転写因子を介して遺伝子に作用することで発現するものと考えられており、遺伝子に作用することで生成されるP450と呼ばれる代謝酵素(解毒作用などに関わる物質)の量は、ダイオキシン類の曝露量に対して相関があることが知られています。P450HRGSでは、ヒト肝がん細胞由来のHepG2細胞にホタルのルシフェラーゼ遺伝子をレポーター遺伝子として導入した101L細胞を使用しています。 P450HRGSでは、細胞内で生成されるP450の量を、ホタルの発光に関わる物質(ホタルルシフェリン)の発光量に置き換え、簡単にかつ高感度に測定するレポータージーンアッセイ法を用いています。すなわち、ダイオキシン類に対する、ヒト細胞の感受性を利用しその濃度(総毒性等量)を求める測定法です。

▲このページの先頭へ
■特 徴
・アメリカ環境保護庁の公定法(EPA4425法)
・日本の従来の公定法であるHRGC/HRMSとの高い相関
・ヒト(人間)の細胞を使った、ダイオキシン類毒性発現メカニズムによる測定法
・HRGC/HRMSに比べて短納期と低コスト
▲このページの先頭へ
■HRGC/HRMS(従来の公定法)との相関
生物検定法による実測濃度とHRGC/HRMS法による毒性等量の相関
▲このページの先頭へ
■適用例
■土壌・底質
@土壌汚染のスクリーニング検査によるホットスポットの特定:CAS社では2001年度、EPA4425法による約1500件の測定実績をもち、その中心が土壌や底質のスクリーニングです。スクリーニングとは、大規模サイトなどで濃度分布を短期間に把握するために用いられる方法で、調査地内の高濃度の地点(ホットスポット)を特定し、浄化作業にかかる工期短縮とコストの削減を実現するために行われます。また、測定時間が短いことは、浄化作業の進捗状況の管理にも適しています。
A除染などの技術開発評価:短納期・低コストで測定結果が得られるため、種々の条件検討がスムーズに行え開発にかかる期間やコストが圧縮できます。
■焼却炉
@解体・除染作業における汚染調査では、納期短縮と測定コスト削減に加え、以下のメリットも期待できます。
●工事全体の工期短縮→工事費用削減
●廃棄物の濃度による分別処理→工事費用削減
●作業環境中の多地点・多頻度測定→作業の安全性向上
A灰や排ガス中の濃度測定、焼却炉の運転管理
B除塵装置の集塵効率測定などの技術開発評価
■ダイオキシン類に係る生物検定法マニュアル改訂
平成18年3月23日にダイオキシン類の環境測定に係る精度管理の手引き(生物検定法)の策定及びダイオキシン類に係る生物検定法マニュアルの改訂がおこなわれました。
環境省のホームページ(報道発表資料)
▲このページの先頭へ
■測定のご依頼
測定のご依頼に関するお問い合わせは、各営業所までご連絡下さい。
■技術的なお問い合わせ
P450HRGSに関する技術的なお問い合わせ先
TEL:045-780-3831 FAX:045-780-3849 中央研究所バイオグループ
■パンフレットダウンロード
(1) P450HRGSパンフレット:P450HRGS.pdf(124KB)
(2) 環境化学討論会要旨:環境化学討論会要旨.pdf(72KB)
(3) 日経産業新聞記事:日経記事.pdf(98KB)
(4) 雑誌「産業と環境」34,(10),116-118,(2005)に掲載された論文:論文内容.pdf(1361KB)
▲このページの先頭へ
|