代表取締役社長 兵頭喜文(Harry)の社長 ブログ |
僕は、読みたい本を見つけると、予算の許す範囲で直ぐに買い求めておきます。前から読みたくて、買った瞬間から読み始める本もあれば、時間のある時に読もうと思い本棚に積み置かれているものもあります。読み終えた本はカバーを外して本棚におくので、カバーのかかっているものが未読のものという事になります。また、一冊の本をそればかりとうして読むよりは、電車の中ではこれ、寝る前はこれ、休日はこれといったように複数冊を同時進行でというパターンにしています。もちろん5-10ページ読んでやめてしまう本も中にはあり。
今回は、栃木に小旅行に行った際に買い求めていた『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー作)が2年間本棚に眠りっぱなしになっておりました。気にはなっていたのですが、何しろ全5巻で、ロシア文学で、ちょっと暗い話となるとなかなか手がつかず。それでもと思い連休明けくらいから寝る前に少しづつ読み進みやっと6月中旬完読。達成感はあるものの、読後の清涼感は薄かったのも確か。そもそも話の内容が、不徳の親に育てられた3兄弟のうちの長男が、父親と同じ女性を奪いあい、挙句の果てに無実の父親殺しの罪でシベリア流刑になるというのが、話の大筋としてあるので。また、一晩のパーティの描写に数十ページを費やしたり、弁護人の最終弁論だけににやはり数十ページを費やしたりとかで冗長であるのも否めない。東野圭吾氏の『新参者』を読むという訳にはいきませんな。
ただ、小生が小学生の頃に両親から買ってもらった同じくドストエフスキーの『罪と罰』よりははるかに読みやすく、分かりやすくて(いわゆる超訳)、訳者の亀井郁夫さんの御苦労の跡がうかがえます。
なんでまた両親が『罪と罰』みたいな難解な小説を小学生だった小生に与えたのか今持って不明ですが(もしかして悪戯をやめさせたかったのか)、ついに読了することがなかった『罪と罰』ラスコーリー二コフの仇をカラマーゾフで取ったような感じです。近々また、罪と罰にも挑戦予定。
Harry