社長ブログ

  代表取締役社長 兵頭喜文(Harry)の
 
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第4話 セバスチャン・サルガド - 生物多様性 - 俺の空  November ‘09

過日、恵比寿の東京都写真美術館で開催されているサルガドのアフリカ展に行ってきました。100枚の写真が全てモノクロですが、カラー写真以上に想像をかりたてられます。そこには、人類の起源といわれるアフリカの中で暮らす人々、動物、植物、自然(特に砂漠の海は圧巻です)が多分原始がそうであったろうと思わせるような静謐さと過酷さがあります。
更にその苛酷さに拍車をかけているのが、アフリカ外部からの侵入者による略奪・搾取、独裁者による圧政のおぞましさなんでしょうね。人は結局、自分の親を選ぶ事が出来ないように与えられた環境の中でしか生きられないという事なのか。頭の上に広がる‘俺の空’は変えられるのか?
もし変えられるとしたら、別の空もあるという情報・知識・教育はもちろん必要であって、別の空を見ようとする意思や行動が必要です。そういった前提条件が与えられていないのが、多分大部分の現在のアフリカの状況なのでしょうね。

もちろんこれは、西欧的資本主義の世界の中に生きる、またはそれを是とする我々の目から見たアフリカへの同情であり、人間も動物も植物も多様であってしかるべきとする観点からはあい入れないものかもしれません。画一的であること(たとえばアフリカの大地に資本主義と民主主義が根づく事)、多様性を肯定した上であるがままのアフリカをそのままに進ませる事。略奪・搾取、独裁者による圧政はいかようにしても排除すべきではありましょうが--------。はたして何が正しいのか? 想いは尽きません。

サルガド展は12月13日まで。

Harry

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