代表取締役社長 兵頭喜文(Harry)の社長 ブログ |
シドニー シェルダン(米国の作家、ハリウッドの脚本家)の有名な小説のひとつに‘nothing last forever’
というのがあります。シェルダンは 日本では‘ゲームの達人’で有名になりましたね。
小説の筋は読んで頂くとして、どんなビジネスも永遠には続かないという事も、またひとつの真実でありましょう。あるいは、幸福も不幸もその度合いは常に変化し続けるという風に言い替えてよいかもしれません。
環境計量のビジネスも、公害測定ビジネスに端を発してそろそろ40-50年くらいになるでしょうか?その間幾多の会社が興っては消え興っては消えしながらも、現在は1400社強の会社が環境計量事業の登録を行っております。もちろん、その中でアクティブに活動されている会社さんは700-800社といったところでしょうか?このビジネスは環境計量士の国家資格さえ持っていれば誰でも参入可能で、比較的参入障壁の薄い業種だという事もできます。
その中で、ちゃんとした検査機器を持ち、また従業員をきちんと教育してビジネスを営んでいる会社が何社かとなると、これも統計的なデータがないので非常に不透明ですが、上述の700社以下と見るのが妥当でしょうね。その700社がひしめくマーケットの中、全体のマーケットサイズはというと多分1500億前後。昨今の不況の影響もありどうもマーケットも拡大はしていないようです。しかも、検査項目単価は毎年毎年下落傾向にあり、各社さんとも利益率の低下に苦慮されているものと思われます。
環境計量ビジネスは、検査所建設のための土地を確保し、クリーンルームを完備した検査所を建設し、検査機器を購入し、従業員をキチンと教育した上で初めて成り立つビジネスですので、固定費負担部分が非常に大きく、正当な利益率確保のためには、徹底的に生産効率を追求してゆく必要があります。ただし、この生産効率の追求にも当然の事ながら限界があり、そろそろ限界点に近づいているのかもしれません。
さて、そうなると何が起こるのか?多分‘大量受注による大量検査での原価率低減をめざす’という方向性ではないでしょうか?すなわち業界再編で、本当に国内のマーケットに700社も必要かという議論が起こってもよい時期に来ているといえるでしょう。
Googleが10年間でスクラッチから1兆円企業になったのは、やはり既存のビジネスモデルを崩壊させて(事実 AD WordsやAD Senseによって米国の地方紙は随分と廃業に追い込まれたようです)新しい広告収入モデルを構築したためであり、まさしく ‘nothing last forever’ 、あるいは弊社の創業の精神 ‘創造と破壊’の典型と言えるのかもしれません。
Harry